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 大日本続蔵経だいにほんぞくぞうきょう
百五十一套七百五十一冊 前田慧雲・中野達慧編

明治38〜大正元年、蔵経書院刊。第二編第十五‐三十二套の諸宗部(禅宗)、第二編乙第三‐二十一套の史伝部に、『菩提達磨大師略弁大乗入道四行観』以下、明末諸禅師に至る禅語録、および禅関係の史伝の書三百十数部を収め、近代の出版では最大の叢書の一つ。

この大蔵経は、別に1923年に上海涵芬楼で原本通りに影印覆刊したもの、および1961年に台湾芸文印書館で、第二編第一五‐三十二套の禅宗部のみを、「禅宗集成」と改題し、二十五冊にまとめて影印覆刊したものがある。本解題ではすべて続蔵と略称し、原刊本の編号、套数を記す。ただし、正蔵にあるものは正蔵を主とする。

なお、このほかに続蔵の正編に当たる『大日本校訂蔵経』もある。 (禅籍解題 9)




 Last Update: 2004/11/19