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 五家語録ごけごろく
五巻 正蔵47、続蔵2‐24
臨済、潙仰、雲門、曹洞、法眼五家の語録集。径山の語風円信と無地地主人郭凝之の共編。崇禎庚午(1630)に成り、のちに康熙乙巳(1665)に至って、その孫郭時が板木を径山古楳山に寄贈し、大蔵に附して流行せしめたもの。巻首に於密法蔵の序、円信の自序、「五宗源流図」を付す。円信は臨済下三十三世、一心正伝の弟子で法蔵の師伯に当る。郭凝之は海寧県の人、諱は正中、字は黎眉。おそらく、円信の居士であろう。
  • 臨済宗旨(明白庵居沙門慧洪撰)、鎮州臨済義玄禅師(臨済宗) 以上第一巻
  • 潭州潙山霊祐禅師(潙仰宗)、袁州仰山慧寂禅師(潙仰宗) 以上第二巻
  • 韶州雲門匡真文偃禅師(雲門宗) 以上第三巻
  • 瑞州洞山良价禅師(曹洞宗)、撫州曹山本寂禅師 (曹洞宗) 以上第四巻
  • 金陵清涼院文益禅師(法眼宗) 以上第五巻
(禅籍解題 15) 
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 Last Update: 2003/02/21