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 曹洞五位顕訣そうとうごいけんけつ
三巻 続蔵2-16
曹洞宗の綱要書の一つ。開祖洞山良价が作った五位の頌に、曹山本寂が揀を加えたものを、門人の慧霞と広輝が編集し、中統元年(1260)に到って、朝鮮の晦然が増補改訂し、さらに五位に関する歴代の文章を加えて一書としたもの。現存のものは、その後さらにわが国で改修せられたらしい。宇井伯寿の『第三禅宗史研究』に収める「洞山の五位顕訣と曹山の揀」参照。 (禅籍解題 218)


 Last Update: 2002/11/01