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 密雲禅師語録みつうんぜんじごろく
十巻 黄檗版大蔵経
明末、臨済宗の禅僧、密雲円悟(1566-1642)の語を集めたもの。嗣法門人道忞の編。順治十七年(1660)に入蔵。『大清三蔵聖教目録』では庶帙に収める。別に「天童密雲禅師悟公塔銘」(銭謙益造)と行状(道忞述)、年譜(同述)があり、この三部のみを縮蔵の騰十一に収める。年譜は円悟入寂の年に編次を終り、弘光元年(1645)に重刻したもの。黄檗版はこれらを語録に合せて十三巻とする。 (禅籍解題 269)


 Last Update: 2002/11/01