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弘戒法儀（ぐかいほうぎ）

二巻　続蔵2-11

明の漢月法蔵（密雲円悟の嗣）の編。天啓三年（1623）に成る。禅教律の三宗は一心の戒体に本づくべきことを主張し、在家の三帰戒より、沙弥の得度、比丘の白四羯磨、菩薩の大戒に至る受戒作法を三十三条に亘って説く。種々の戒経律典より、法儀および戒本を抜抄編集したもの。同系統のものに、清の超遠が検録した『伝授三壇弘戒法儀』二巻があり、参考となる。（禅籍解題 270）

　Last Update: 2002/11/01