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三十二巻 続蔵2乙-20 |
清代江南常州府武進県祥符寺の湘雨紀蔭の編。釈尊より康熙二十八年(1689)に至る編年体の禅宗史。巻首に康熙三十二年三月の上進疏その他がある。明末清初は臨済・曹洞の法系的対立と、臨済内部における正傍の争いが激化した時代で、この書は臨済正宗の立場に立ちつつ、多くの蔵外史書を援引して公正を期している。因みに編者の法系は次のごとくである。┏費隠通容━隠元隆琦 幻有正伝━密雲円悟━┫ ┗漢月法蔵━霊巌弘儲━紀蔭 |
(禅籍解題 278) |