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 湛然澄禅師語録たんねんちょうぜんじごろく
八巻 続蔵2-31
明末、曹洞宗の禅僧、湛然円澄(1561-1626)の語を集める。詳しくは『会稽雲門湛然澄禅師語録』。参学明凡等の編。末尾に塔銘二種、行状を付す。別に『禅宗或問』一巻あり、湛然の自序を冠し、尾題を「参禅釈難或問」として、さらに補遺数則と「達観和尚招殃伝」を付す。明代禅宗の実情を伝えるもの。ただし『語録』の序跋はすべて年時の記載を欠き、その刊行と伝来を明らかにせぬ。あるいは、明版続蔵本が初刊であろうか。 (禅籍解題 281)


 Last Update: 2002/11/01