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 博山参禅警語はくさんさんぜんけいご
二巻 続蔵2-17
博山無異元来が初学者のために説いた参禅工夫の垂語約百四十余項を、弟子成正が編集し、劉崇慶が序を付したもの。万暦三十九年(1611)に成る。知解をいましめ、通身の疑団と大勇猛心と正念を強調しており、わが徳川時代の公案禅に与えた力は大きい。巻尾に参禅者に示す偈十首を掲げている。「博山警語」または「禅警語」ともいう。 (禅籍解題 284)


 Last Update: 2002/11/01