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 永覚和尚広録ようかくおしょうこうろく
三十巻 続蔵2-30
明末清初、曹洞宗の禅僧、永覚元賢(1578-1657)の語を集めたもの。五会の語録と、「禅余内外集」「鼓山晩録」「最後語」「洞上古轍」「寱言」などの著作を収める。『広録』としては嗣法為霖道霈の重編。序跋ともに年時の記載を欠くが、おそらくは為霖の刊行。生前、別に刊行されたものがかなりあり、「鼓山晩録」を「禅学大系」祖録部二、「浄慈語要」を同書付録、「洞上古轍」を「曹洞宗全書」注解五に収めるなど、いずれも別行本によっている。 (禅籍解題 285)


 Last Update: 2002/11/01