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 北礀和尚語録ほっかんおしょうごろく
一巻 続蔵2-26
大慧下三世、北礀居簡(1164-1246)の語。参学大観の編。初住台州般若院以下十一会の語と小参、秉払、普説、頌古、偈賛などを収め、淳祐辛亥(1251)の大川普済の序をはじめ、劉震孫、秋房楼治、霊隠心月等の序がある。北礀には、別に『北礀文集』十巻、『北礀詩集』九巻、『北礀外集』一巻があり、ともにわが五山の禅林に大きい影響をあたえた。応安七年の『北礀全集』二十一巻をはじめとして、数次の覆刻を見る。川瀬一馬の『五山版の研究』(上487頁)を参照せよ。 (禅籍解題 302)


 Last Update: 2002/11/01