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 古今捷録ここんしょうろく
一巻 続蔵2乙-19
清の雪兆果性の編。康熙五年(1666)に成る。詳しくは、『仏祖正伝古今捷録』。初祖達摩より南岳下第三十六世、風穴山雲峨行喜(1613-76)に至る四十二祖の列伝を中心に、五家の宗祖の略伝を付し、それぞれに頌を加えたもの。一種の禅宗簡史である。編者は行喜の門弟であろう、巻尾に「汝州風穴延沼禅師塔銘」があり、この山の伝灯を明らかにせんとする編者の意図がうかがわれる。 (禅籍解題 319)


 Last Update: 2002/11/01