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無心論
(
むしんろん
)
一巻
スタイン5619(正蔵85、『鳴沙余韻』77-8、「鈴木大拙全集」二)
首題の下に釈菩提達摩製とあり、問答形式で至理無言の内容を談論する。鈴木大拙の『無心といふこと』は、この書によって般若思想の中国的展開をあとづけようとし、関口真大は、この書の思想と様式が
『絶観論』
に類似することから、牛頭法融の作であろうと主張する(『達摩大師の研究』82頁)。
(禅籍解題 38)
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Last Update: 2003/02/21