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 心王銘しんのうめい
一篇 『伝灯録』 30
梁の傅翕の作。「傅大士心王銘」ともいう。心性の根本を詠じた韻文詩で、四言八十六句より成る。心の空なる姿を譬えて、水中の塩味、色裡の膠清といい、また是心是仏、是心作仏という語などは、禅宗の主張とまったく同一味のものとして喜び迎えられた。『善慧大士語録』三にも収める。 (禅籍解題 79)



 Last Update: 2002/11/01