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 息心銘そくしんめい
一篇 『伝灯録』 30
周の渭浜沙門釈亡名の作。古くは『続高僧伝』七に収められ、敦煌写本(スタイン2165、5692)は「亡名和尚絶学箴文息心賛」とよんでいる。また、『大唐内典録』五では亡名の著作十二巻を挙げるうちに、「法界宝人銘并序」とよんでいて、題名はかならずしも一定しない。『伝灯録』の編者は、禅の散聖の一人とみたのであり、後代では『緇門警訓』二にも収める。 (禅籍解題 81)



 Last Update: 2002/11/01