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 輔教編ほきょうへん
六巻 『鐔津文集』一−三、「禅学大系」批判部
仏日契嵩の作。韓愈の排仏を批判し、仏教と王道の一致を論ずる。福州東禅等覚寺版大蔵経(土函)に、『伝法正宗記』とともに入蔵し、明の南蔵(廻函)および北蔵(漢函)にも収められる。別に「夾注輔教編五書要義」とも呼ばれて、原教、勧書、広原教、孝論、壇教賛の五編にみずから注を加えたものがあり、巻首に屏山居士李之純の序、末尾に平陽府十方大梵禅寺嗣祖釈子柔の壬寅(1302)の跋を付す。春屋妙葩の観応二年(1351)覆刻の刊記がある。 (禅籍解題 152)


 Last Update: 2002/11/01