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 雪峰慧空禅師語録せっぽうえくうぜんじごろく
一巻 続蔵2-25
黄竜下四世、雪峰慧空(1096-1158)の語。嗣法慧弼の編。詳しくは、「福州雪峰東山和尚語録」といい、巻首に雪峰慧昇の淳熙戊戌(1178)の序があって、師の入寂にこの録を受けたことを記す。慧空には、別に『続開古尊宿語要』辰集に「東山空和尚語」あり、さらにその詩文を集めた『東山外集』二巻がある。後者もまた淳熙戊戌の編であり、語録とあわせて、貞和己丑(1349)の五山版を伝える。川瀬一馬『五山版の研究』(上401頁)を参照せよ。 (禅籍解題 173)


 Last Update: 2002/11/01