ホーム > データベース > 禅籍データベース > 語録 > 『無異元来禅師広録』


データベース  


 無異元来禅師広録むいがんらいぜんじこうろく
三十五巻 続蔵2-30
明末、曹洞宗の禅僧、博山無異元来(1575-1603)の語を集めたもの。信州博山禅寺以下、五会の語と、茶話、普説、拈頌等を収め、「博山和尚伝」、塔銘、縁序を付す。法孫弘瀚、弘裕の共編。序跋ともに年時の記載を欠くが、おそらくは清代の刊行であろう。巻十三の『参禅警語』一巻は、単行のものがあり(続蔵2-17)、「国訳禅宗叢書」1-3、『禅門撮要』上にも抄録される。また、別に『博山語録集要』六巻あり、崇禎癸未(1643)に永覚元賢が序を加えている。 (禅籍解題 283)


 Last Update: 2002/11/01