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 続灯正統ぞくとうしょうとう
四十二巻、別に目録一巻 続蔵2乙-17
清の別庵性統の編。康熙三十年(1691)に成る。禅宗史伝の書の一で、『五灯会元』の後を承けて、南宋より清に及んでいるが、当時、同種の史伝の編集傾向が多くそれぞれの編者の属する法系に偏しているのを批判し、各派通じて公平に立伝しようとしたという。臨済下では大慧宗杲および虗丘紹隆以降、曹洞下では雪竇智鑑以後、編者の時代までの二宗の歴代祖師、約二千三百名の伝灯相承と機縁の語句を収める。 (禅籍解題 288)


 Last Update: 2002/11/01