ホーム
>
データベース
>
禅籍データベース
> 仏祖三経
データベース
仏祖三経
(
ぶっそさんぎょう
)
一巻 続蔵1‐59、2‐16
北宋時代に、次の三種を合せて一書としたもので、
郊鳳山蘭若嗣祖沙門守遂(1072‐1147)が注を加えている。守遂は洞山九世に当り、投子義青の孫。大洪報恩の法嗣である。また、現存の本には絶牧叟徳異が至元丙戌(1286)に書いた総序がある。徳異は別に
『六祖壇経』
を改編して、その序を加えた人として知られる。
仏説四十二章経
仏遺教経
潙山警策
守遂の後も、各時代を通じて多くの注疏が作られた。わが無著道忠の『仏祖三経把燭』十巻は、それらのうちですぐれたものの一つである。
(禅籍解題 16)
Last Update: 2002/11/01