ホーム > データベース > 禅籍データベース > 語録 > 『仏眼禅師語録』


データベース  


 仏眼禅師語録ぶつげんぜんじごろく
八巻 『古尊宿語録』二十七−三十四、『続開古尊宿語要』日集
臨済宗楊岐四世、仏眼清遠(1067-1120)の語。詳しくは、「舒州竜門仏眼和尚語録」といい、嗣法善悟の編。初住舒州天寧以下三会の上堂語と小参、普説、偈頌等を収める。巻首に予章徐俯の序あり、末尾に宣和七年(1125)の遂寧馮檝の叙、李弥遜の撰で、福州鼓山白雲峰湧泉禅院住持嗣法士珪重勘の「宋故和州褒山仏眼禅師塔銘」を付す。咸淳三年(1267)、新たに杭州版『古尊宿語録』に上下二巻の本が入り、明版大蔵へ入蔵のとき、現在の八巻となる。『続開古尊宿語要』の「仏眼遠禅師語」はその抄録。法系は次のようである。
楊岐━白雲━五祖法演┳円悟克勤━大慧宗杲
          ┃
          ┗仏眼清遠┳高庵善悟
               ┃
               ┗竹庵士珪
(禅籍解題 189) 
(テキストデータのダウンロード)  


 Last Update: 2003/02/21