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 虚堂集きどうしゅう
六巻 続蔵2-29
詳しくは、「林泉老人評唱丹霞淳禅師頌古虚堂集」。元の林泉従倫が仏果円悟の『碧巌録』、および先師万松行秀の『従容録』に倣って、丹霞子淳の「頌古百則」を評唱した記録。巻首に奉訓大夫姜端礼が元貞元年(1295)に撰した序あり、書名は、虚堂に強いて聞を求める意。「虚堂録」ともよばれる。後学性一が校閲し、『四家評唱録』の一として、明版続蔵に入る。近時、民国六十年に、台北市広文書局で、「禅学要籍」の一として影印したものあり、全体を三巻に分つ。 (禅籍解題 257)


 Last Update: 2002/11/01