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 空谷集くうこくしゅう
六巻 続蔵2-22
詳しくは、「林泉老人評唱投子青和尚頌古空谷集」。巻首に至元乙酉(1285)の自序あり、元の林泉老人従倫が仏果円悟の『碧巌録』および先師万松行秀の『従容録』に倣って、投子義青の「頌古百則」を評唱した記録。書名は、空谷に強いて声を伝える意。後学性一が校閲し、生生道人が刊行している。『四家評唱録』の一として、明の続蔵に入る。近時、民国六十年に、台北市広文書局で、「禅学要籍」の一として影印したものあり、全体を三巻に分つ。 (禅籍解題 258)


 Last Update: 2002/11/01