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五巻 続蔵2乙-21 |
禅宗居士の列伝の一つ。はじめ、明の陶明が『先覚集』二巻を編し、これを語風円信(1571-1647)と郭凝之が改編増補したもの。維摩、傅大士、龐蘊以下百八十四人の伝を収める。先覚は『孟子』に見える言葉で、聖人を意味する。同じ趣旨の居士伝としては、先に朱時恩の『居士分灯録』二巻、後に彭際清の『居士伝』五十六巻がある。また、二人の編者は『五家語録』によって知られる。 (禅籍解題 311) |