特別講演会 日本育ちの禅の「聖典」 ―『無門関』の不思議な物語
生まれ故郷の中国ではほとんど無視された『無門関』が、日本にもたらされた中世から近現代までになぜこれほど知られるようになったのか。
――日本でこの禅籍がどのようにスターダムに押し上げられ、どのような影響を与えたのかを、『『無門関』の出世双六』(平凡社、2020)の著者に解き明かしていただきます。
■ 日 時 |
2022年2月21日(月) 15時~16時30分
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■ 会 場 |
オンライン開催(Zoom) |
■ 講 師 |
ディディエ・ダヴァン(Didier DAVIN)
1972年、フランス・エクス=アン=プロヴァンス生まれ。博士(École Pratique des Hautes Études)。現在、国文学研究資料館准教授。専攻は日本仏教(特に中近世の臨済宗)。著書に『『無門関』の出世双六―帰化した禅の聖典』(平凡社、2020年)、論文に「「兼修禅」から「純粋禅」を再考する」(『中世禅の知』、臨川書店、2021年)、「海を渡った禅――欧米「ZEN」の誕生」(『別冊サンガ5「Zen」』、2019年)、「近世初期の禅籍を散策する」(『書物学』13号、2018年)、「室町時代の禅僧と『臨済録』(『『臨済録』研究の現在』、禅文化研究所、2017年)などがある。
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■ 会 費 |
無料 |
■ 参加申込 |
参加をご希望の方は、国際禅学研究所の方へお申し込み下さい。
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■ お申し込み先 |
花園大学国際禅学研究所
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