6月17日(土)15:00~16:30に「仏教と哲学と民俗学」という題目で、弊所副所長の柳幹康(東京大学東洋文化研究所准教授)が講演を行います。
2500年前にインドで生まれた仏教はその後各地に伝播して多様な展開を遂げ、日本にも多大な影響を及ぼしている。その哲学的側面は主に仏教学により、民俗学的側面は仏教民俗学により、それぞれ研究が為されてきた。本報告ではその成果に基づきつつ、仏教が生死の問題にどう向き合ってきたのか、および人が生きるうえで欠かすことのできない食、および死後の葬送儀礼の変遷について概観したい。人が生きて死ぬことについて、理念と現実の両面から考える一助となれば幸いである。
本講演会は、Zoomによる参加も可能です。詳細は下記をご参照ください。
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