去る2023年5月8日、東京・学士会館にて「一休フォーラム」が開催されました。2023年4月に芳澤勝弘『一休宗純『狂雲集』再考』(春秋社)が刊行されることにちなんだもので、これからの一休研究の可能性を問う催しとなりました。
そしてこの7月、単に学術研究にとどまらない一休の今日的な存在意義を、その終の棲家である酬恩庵一休寺でみつめていければと願っております。登壇者からのみっつの提題を踏まえ、登壇者同士にとどまらず、御参加の皆さまとともに一休について考えていく場としたく念じております。
いま、一休をめぐってどのようなことがみえるのか――みずからを「一段の風顛、はなはだ妖怪」(酬恩庵蔵「一休朱太刀像」一休自賛)と称した一休に再び取り組む夏となれば幸いに存じます。
■ 日 時 |
2023年7月2日(日) 13時00分~16時00分 (12時30分 開場)
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■ 会 場 |
酬恩庵一休寺
京都府京田辺市薪里ノ内102
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13:10~13:40
提題1
芳澤 勝弘氏 (花園大学国際禅学研究所顧問)
「一休と二人の少女―紹固喝食と乙石御用人」
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13:40~14:10
提題2
ディディエ・ダヴァン氏
(国立国文学研究資料館准教授)
「一休と養叟―ひとつの伝統、ふたつの道」
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14:10~14:40
提題3
飯島 孝良氏
(花園大学国際禅学研究所副所長)
「酬恩庵一休寺所蔵資料からみえるもの―いまに伝わる一休の精神をめぐって」
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■ 主 催 |
花園大学国際禅学研究所
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■ 協 力 |
公益財団法人禅文化研究所
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■ 定 員 |
80名
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■ 会 費 |
1,000円(資料代として/拝観料別途) |
■ 参加申込 |
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