花園大学では「禅仏教による人格の陶冶」という建学の精神に基づき、毎年「大学攝心」を行っております。「攝心」とは、坐禅により心を攝（おさ）めるという意味です。
従来学内の宗教行事を管轄していた「禅仏教教育センター」が2016年に弊所に統合されて以来、弊所の「実践部門」が大学攝心の運営に当たっております。
今年（2018年）の大学攝心は9月20日（木）と21日（金）の両日開催され、約90名の学生・教職員が参加しました。
初日には大本山東福寺さまの禅堂をお借りし、攝心を行いました。開式で本学学長の丹治光浩先生よりご挨拶をいただいた後、東福寺派管長の幽松軒原田融道老大師の法話を拝聴しました。その後、無畏室寶積玄承老大師の直日のもと坐禅しました。また坐禅終了後には東福寺の方々にご案内いただき、諸堂を拝観しました。
二日目には本学の坐禅堂で坐禅を行い、本学総長の青松軒横田南嶺老大師のご提唱を拝聴しました。お昼（斎座）は饂飩供養で、参加者一同お腹いっぱい頂戴しました。攝心の閉式には、花園学園事務局長堀尾行覚師よりお言葉をいただき、二日間の大学攝心は無事終了しました。
攝心終了後には青松軒老大師との懇談会が開催され、学生・教職員が参加し、日頃の疑問点等について老大師よりご教示たまわりました。
大学攝心の開催にあたり禅堂の利用をお認めいただいた東福寺の皆さま、攝心にあたりご指導・ご鞭撻いただいた老大師方、ならびに攝心の運営にご協力いただいた教職員とご参加いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
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