2019年7月12日(水)~13日(木)に、宮城県多賀城市西園寺において「宮城福島教区、第38回、住職・副住職研修会」が開催され、12日に弊所兼任研究所員の小川太龍が「臨済禅の戒律と清規」「黄檗引導話の形成と日本での受容」と題し講演を行いました。
講演では、仏教における戒律の歴史的変遷と中国で生まれた禅宗清規との関係、さらに中国・日本両国の著名な祖師の戒律についての発言を紹介しました。また、臨済・黄檗両宗の葬儀における引導作法の起源として語られる、黄檗希運禅師の逸話の形成史と日本での特異な受容について紹介しました。
この度、お招き頂きました宮城福島教区の皆さまには、心よりお礼を申し上げます。
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