弊所では2017年10月より「臨床仏教師」を養成する公開講座を行っております。
「臨床仏教師」とは、人生の生老病死にまつわる現代社会の苦悩と向き合い、専門知識と実践経験をもとに行動する仏教者のことです。
近年、貧困やひきこもり・自死など各種の社会問題が深刻化するなかで、弱者に寄り添い心のケアを行うことの重要性が、強く意識されるようになりました。ところが現場で活動する仏教者の中からは、「仏教者としての社会的活動・貢献について総合的・体系的に学ぶ機会が少なく、現場においてどのように振舞うべきかを悩んでいる」との声が挙がっています。そこで「禅仏教による人格の陶冶」を建学の精神とし、「人類文化に貢献する人物の養成」を目的とする本学においても、人々の「いのち」に寄り添う臨床仏教師の養成を目指して公開講座を開催することになりました。
開催にあたり、(公財)全国青少年教化協議会・臨床仏教研究所の協力を得ることができました。講座は弊所と(一社)アジア南太平洋友好協会の主催となっております。
現在、関西第1期プログラムのワークショップ課程を行っております(既に募集停止、詳細は下記パンフレット参照)。関西第2期プログラムに関しましては2019年に開催を予定しております。詳細は決まり次第、お知らせいたします。
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