WWW を検索
iriz.hanazono.ac.jp を検索
ホーム
>
白隠学
>
仮名法語
> 仮名葎
仮名法語(芳澤 勝弘)
目 次
安心法興利多々記
壁生草
御洒落御前物語
おたふく女郎粉引歌
於仁安佐美 巻之上
於仁安佐美 巻之下
お婆々どの粉引き歌
遠羅天釜
仮名因縁法語
仮名葎
壁訴訟
諫言記
草取唄
見性成佛丸方書
孝道和讃
子守唄
さし藻草・御垣守
坐禅和讃
施行歌
善悪種蒔鏡和讃
大道ちょぼくれ
兎専使稿
布鼓
寝惚之眼覚
福来進女
辺鄙以知吾
宝鏡窟の記
御代の腹鼓
藻塩集・揺櫓船
八重葎 巻之一 「高塚四娘孝記」
八重葎 巻之二 「延命十句経霊験記」
八重葎 巻之三 「策進幼稚物語」
八重葎 巻之三 「高山勇吉物語」
夜船閑話
夜船閑話 巻之下
藪柑子
仮名葎
(
かなむぐら
)
本書は内容の異なる2つの部分からなる。
●『新板仮名葎』附たり新談議
刊年未詳、宝暦8年か
生死輪回を脱するためには、まず隻手無声の音を聞け、と白隠創始の公案に参ずることをすすめるものである。冒頭には「実相真如の日輪は、生死長夜の闇を照らし」という、行基上人が伊勢大神からさずかった神敕が引かれているが、そのことについてはあまり触れられてはいない。後半の『ちりちり草』(一名、仮名葎 附けたり辻談議)ではもっぱら両部神道が説かれるが、その伏線をなすものであろう。
●『ちりちり草』一名『仮名葎』附けたり辻談議
宝暦9年
もっぱら唯一神道を批判したもの。排仏を説いた者、また唯一神道を始めた者たちの因果応報の例をいくつもあげる。そしてまた、行基上人、法灯国師、東福寺の別峰和尚、さらには伊勢の曹洞宗大空禅師の例話をあげ、神と仏の違いはあっても、ただ水波の違いであり、本来は同じものであると説く。
〔参考文献〕
『白隠禅師法語全集 第十冊 假名葎』
芳澤勝弘 訳注
禅文化研究所、2000年
▲page top
Last Update: 2005/10/26
ホーム
データベース
ダウンロード
出版物
組織概要
リンク
更新履歴
サイトマップ
Copyright © 1995-2007 International Research Institute for Zen Buddhism. All rights reserved.