【白隠フォーラム in Serbia 報告レポート】
セルビア共和国はユーゴスラビア解体後、さまざまな試練にさらされている。NATO によ
る空爆、そして近年はコソヴォ問題もある。経済的には決して恵まれてはいない。しかし、
東北大震災のときに、ヨーロッパでもっとも多くの義援金を寄せてくれた国であることを知
る人は少ないだろう。今回、御縁があって芳澤勝弘教授が招かれて、3ケ所で白隠に関
する講演を行った。
■ 日 時 |
2013年11月1日~5日 |
■ 会 場 |
ベオグラード大学
ベオグラード文化会館他 |
■ 主 催 |
ベオグラード大学
セルビア日本学協会 |
■ 後 援 |
在ベオグラード日本大使館 |
ベオグラード大学正面 白隠フォーラムのポスター
ベオグラード市内中央部にあるカルメグダン城址公園。2世紀から 18 世紀にかけて、破
壊と建設が繰り返された要塞である。サバ河とドナウ河の合流点を見下ろす小高い丘の
上にある。ベオグラード大学からもほど近い。
カレメグダン城址公園 サバ河とドナウ河
■ 11月1日(金)
19:30 ベオグラード文化会館(Kulturni center Beograd)
聴衆 100 名ほど。
ベオグラード国立文化会館
座り込んで聴く学生たち 芳澤教授と通訳のダリボル・クリチュコヴィッチ助教授
■ 11月2日(土)
車で3時間あまり、クラリェヴォに移動。コソヴォにもっとも近い都市である。
18:30 クラリェヴォ国立図書館 聴衆 60 名ほど。
テレビのサッカー中継があったのに参加してくれた高校生もいた。
クラリェヴォの郊外
山崎佳代子ベオグラード大学教授とクラリェヴォの高校生
■ 11月4日(月)
10:00 ベオグラード大学講堂
聴衆 160 名。大使館から黒木大使はじめ参事官など5名も参加。
挨拶する黒木大使と富士山のディスプレイ
ベオグラード大学講堂
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