2018年5月22日(火)に大本山東福寺において東福寺仏教講座(第2回)が開催さ
れ、 本研究所副所長の柳幹康が「『宗鏡録』の思想――禅宗所伝の心による仏
教の統合」と題し、講演を行いました。 講演では、従来の仏教では人が今生で
仏になれるとは考えられていなかったこと、それに対し中国で興隆した禅宗は
「心がそのまま仏である」という教外別伝の仏意を提示したこと、そしてその禅
の心を核とし『宗鏡録』が従来の仏教思想を一元的に統合したことなどを紹介し
ました。
講座の次回の日程につきましては下記HPをご覧ください。
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