花園大学国際禅学研究所
    
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ホーム> 『禅林象器箋』読書会(第12回)活動報告

『禅林象器箋』読書会(第12回)
活動報告


2018年6月4日(月)に弊所において妙心寺派教化センターと弊所共催の『禅林象器箋』の読書会が開催されました。読書会では弊所所長・妙心寺派教学部長の野口善敬先生にご指導をいただいております。

『禅林象器箋』は江戸時代の臨済宗の禅僧無著道忠(1653-1745)が編んだ事典で、禅宗に関する数多くの物事について説明しています。その説明は非常に実証的であり、関連する膨大な資料を丹念に引用しております。そのため今日でも禅宗研究をはじめ歴史・文学・美術など様々な研究分野において参照されています。ですが残念ながら、その訓注はこれまでありませんでした。

そこで本読書会では2012年から『禅林象器箋』全文のテキストクリティック、書き下し文・注釈の作成を行って参りました。今回で12回目となり、全1724条のうち約270条の作業を終えております。読書会には現在26名が参加しており、6つの班に分かれて訓注の作成を進めております。なお今回の読書会には以下の14名が参加しました(略敬称、五十音順)。荒川玄梁・小川太龍・加藤佳祐・白川邦與・関宗和・瀧瀬尚純・徳重寛道・冨増健太郎・西川秀敏・廣田宗玄・本多道隆・松原信樹・柳幹康・山本元隆。



なおこれまでの研究会の成果については、弊所の下記ページにて公開しております。併せてご高覧いただければ幸いです。



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