2018年6月18日(月)~19日(火)に、KKRホテル博多において「平成三〇年度・臨済宗妙心寺派九州西教区住職研修会」が開催され、18日に弊所研究員の舘隆志が「臨済宗と曹洞宗の違いについて」と題し、臨済宗を研究する曹洞宗僧侶の視点から講演を行いました。
講演では、中国から日本にいたる禅の歴史を紐解きながら、それぞれの時代における臨済宗と曹洞宗の特徴をあげ、現在知られる両宗の相異のほとんどが江戸時代に生じたこと、それ以前には指導方法・思想を除き、両宗の間に違いがほぼ見えないことなどを紹介しました。
この度お招きいただきました九州西教区の皆さまに、心よりお礼を申し述べます。
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