花園大学国際禅学研究所
    
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論文掲載報告



2018年6月に台湾大学出版中心より出版された論文集『十七世紀の東アジア文化交流――黄檗宗を中心に』(日本学研究叢書30)に、弊所所長の野口善敬の論文「禅門の法式・法具における黄檗禅の影響」が掲載されました(61-89頁)。


同論文は去る2015年10月に台湾大学で開催された国際学術研討会「黄檗宗与十七世紀的東亜文化交流」において発表したものに補訂を加え出版されたものです。同論文では明代の中国で生まれた新たな形式――香版(香板とも。警策の原型となった坐禅中の居眠りを戒め罰する板)や木魚、対面(向き合って坐る)坐禅の形式など――が黄檗宗によって江戸期の日本にもたらされたこと、それが当初は反発を受けながらも次第に日本の禅門に浸透していったことなどを文献学的に跡付けています。

2015年10月に開催された学会については、下記のページをご覧ください。





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