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 少室六門しょうしつろくもん
一巻 正蔵48、続蔵2‐15
宋代に達摩関係の書六部をまとめたもの。鎌倉末期に宋版を覆刻した五山版がある。『少室六門集』ともいう。川瀬一馬編『五山版の研究』84頁、397頁を参照。 上記のうち、『破相論』『悟性論』 『血脈論』を一括して、別に『達磨大師血脈論』または「初祖三論」「少林三論」「達摩三論」などとよぶものがあり、至悳丁卯(1387)の刊記がある。わが国における刊行は、このほうが早いようで、『悟性論』には常楽院銀海の序がある。 (禅籍解題 13)



 Last Update: 2002/11/01