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 五灯語録ごとうごろく
 

 『景徳伝灯録』 『天聖広灯録』 『建中靖国続灯録』 『宗門聯灯会要』 『嘉泰普灯録』の五書を総称する。いずれも宋代に編せられた禅宗史の書で、はじめの三書は勅によって入蔵した。

 ただし、中国でこれらの五種を一括出版したことはないようであり、わが元禄二年(1691)に、洛北大応寺で出版した木活字五十一冊が唯一のものである(京都大学文学部図書室蔵)。大応寺は『善慧大士語録』四巻の出版でも知られる。 (禅籍解題 22)




 Last Update: 2002/11/01