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 汾陽善昭禅師語録ふんようぜんしょうぜんじごろく
三巻 正蔵47、続蔵2-25
臨済下六世、汾陽善昭(947-1024)の語録。その中巻に収める「頌古代別」三百則は、公案集の最初といわれ、下巻は汾陽作の「歌頌」の集録である。
巻首に楊億(973-1020)の序、巻尾に建中靖国元年(1101)に比丘守中が付した跋がある。このときすでに重編であり、現在の本はさらにこれを元の至大三年(1310)に重刊したもの。明蔵本『古尊宿語録』および『続開古尊宿語要』本は、いずれも右の抄録である。
『伝灯録』十三、『広灯録』十七、『禅林僧宝伝』三その他伝記を参照すること。 (禅籍解題 158)

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「〔古尊宿語録〕汾陽昭禅師語録」  
「汾陽無徳禅師語録(汾陽和尚語録)」  


 Last Update: 2003/02/21