ホーム > データベース > 禅籍データベース > 語録 > 『石門山慈照禅師鳳巌集』


データベース  


 石門山慈照禅師鳳巌集せきもんざんじしょうぜんじほうがんしゅう
一巻 『古尊宿語要』二、『古尊宿語録』
臨済下六世、石門蘊聰(965-1032)の語。門人光溥の序あり、はじめは二巻に分ったらしい。鳳巌は石門山の別名。
『広灯録』十七の伝によると、蘊聰は景徳三年(1006)に襄州石門に住し、やがて天禧四年(1020)に谷隠山太平興国禅院に移るから、谷隠ともよばれた。晩年に駙馬都尉李遵勗の帰依を得たことも重要で、『広灯録』に収める「先慈照聰禅師塔銘」は李遵勗の撰である。
『鳳巌集』は、石門山時代の上堂語と偈頌を集めたものであり、別に『緇門警訓』六に収める「慈照聰禅師住襄州石門請香待制為撰僧堂記」も参考となる。法系については、『法華山挙和尚語要』を見よ。 (禅籍解題 161)
(テキストデータのダウンロード)  


 Last Update: 2003/02/21