【2010年 白隠フォーラムin東京 報告レポート】
花園大学国際禅学研究所主催による「白隠フォーラム in 東京2010」が下記のように開催されました。
当研究所芳澤勝弘教授による白隠達磨の成立過程に関する講演に続いて、芳澤教授の司会で辻惟雄氏、島尾新氏、山下裕二氏、浅井京子氏、加藤陽介氏によるパネルディスカッションがおこなわれました。今秋、120年の歴史を誇る美術雑誌『國華』(朝日新聞社刊)で「白隠特集」が組まれますが、パネラーの先生方はいずれもこの特集号に寄稿されています。「120年の歴史の中で『國華』に白隠の作品が掲載されたのは、たったの2回だけとはおかしい」「それにしても、『國華』創刊者の岡倉天心がこの特集号を見たら、どういうであろうか」などと、話題がはずみました。
各方面から、130名程の方々が参加され、大いに盛り上がり、充実したフォーラムでした。 参加者の声をご報告いたします。
フォーラム終了後には、懇親会(会費制)が行われ、國華社主幹の河野元昭先生のご発声で乾杯、各地から参加された熱心な同好の交流が行われました。
参加者の声をご報告いたします。
■ 日 時 |
2010年3月5日(金) 14時~16時 |
■ 会 場 |
學士会館 東京都千代田区神田錦町3-28 |
■ 次 第 |
1. 報告 「白隠達磨の成立過程」芳澤勝弘
2. パネルディスカッション(司会 芳澤勝弘) |
■ パネラー |
辻 惟雄 MIHO MUSEUM館長
島尾 新 多摩美術大学教授
山下裕二 明治学院大学教授
浅井京子 早稲田大学會津八一記念博物館特任教授
加藤陽介 学習院大学非常勤講師
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■ 主 催 |
花園大学国際禅学研究所 |
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